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社員の声
小野さん
47歳

店長・幹部候補/年収1,200万円以上/勤続年数10年0ヶ月

頼れるリーダーへと成長させてくれた夜の世界。フレッシュな力とともに、明るい未来を目指す。
大検取得に挫折し就いた職は米穀店のルート営業。薄給に耐え兼ね、向かった先は“大都会のナイトレジャー”
――まずは学生時代のお話を。
しっかり通っていたのは小学校くらいかな。中学生になったら仲間と夜通し遊んでばかりで、高校に至っては進学したはいいものの、ほとんど出席しなかったから1年持たずに中退する羽目に。
でも、親が黙っていなくてね。「大学くらいは卒業しなさい」とうるさく言われたから、大検を取得するために地元の宮崎を離れ、わざわざ熊本の専門学校に入学。だけど2年間遊びほうけて大検の資格を取得しないまま、宮崎に逆戻り(笑)。
――地元に戻ってからは?
友人の父親が米穀店を営んでまして。「暇なら来いよ」と声を掛けてくれたので、アルバイトから始めて、のちに就職。
主にルート営業を担当していたんですが、取引先に運ぶ米袋の中には30kgの物もあったりするから体力的にしんどかった。まあ、それだけ身体を酷使して働いても月収がたったの13万円だったことのほうがもっとしんどかったけど(笑)。
――生活は苦しかった?
実家だったので、普通に生活するぶんには何も。ただ、趣味の車いじりをしたり、女の子と遊んだりするにはぜんぜん足りません(笑)。
のちに、米穀店が何を思ったかバーやうどん屋、手巻きずしの卸売など多ジャンルの事業展開を始めまして。それに駆り出されるようになって5万円ほど給料は増えたんですけど、さすがに割に合わないと思って退職しました。
――その後は?
もともと「いつかは東京で働いてみたい」という気持ちがあって。だけど気づけばこのとき、もう26歳。「今行っとかないと、今後は行きづらくなるだろうな」と思い、上京を決意したんです。仕事はなんでもいいと思っていたら、たまたま池袋のヘルス店の求人を見つけて風俗業へ携わることに。大都会の風俗業界って簡単に稼げそうなイメージがありましたから(笑)。
――では、初めてのナイトレジャーの仕事は池袋で?
はい。とはいえその池袋の店舗は、今勤めている『プライスレスグループ』の前身なんですけどね。
それから20年にもなるのか。『ルネッサンス』に携わるようになってからは10年かな。まさかこんなに長く続けられるとは思ってませんでしたね。何せまったく未経験のジャンルなうえ、競争が激しい世界なので。
僕が今まで続けてこられたのは、間違いなく上司の教えによって考え方が変わったからだと思います。
“上司の教え”を胸に留め役職者の責務を全う。順風満帆に進む男の前に、突然として暗雲が立ち込める
――その教えとは?
1つは礼儀やマナーを徹底すること。お客様が店を利用するとき、まずはスタッフが電話やフロントで受付を行いますよね。そこで僕らが見下されると女性も見下されてしまうので。
もう1つは女性が行うサービスの向上を図ること。つい馴れ合いで教えがちなんですけど、それでは女性がいつまで経っても卒業できない。客が付くように厳しく教育をしてあげるのも雇う側の務めだと。
ほかにも細かな教えはたくさんあるんですが、この2つを実践することで結果がついてきた。入店してから1年半で店長を任されるようになりましたし、のちに姉妹店へ異動しても安定した売上を計上できましたから。
入店する前まではチャラチャラしていたし、ナイトレジャーに対して甘く考えていた部分もあった。僕を変えてくれた上司たちには本当に感謝してます。
――先ほど『ルネッサンス』に配属されて10年とおっしゃっていましたが。
姉妹店で数年勤務したあと、次に配属されたのが『ルネッサンス』です。ここでも店長を任されて、半年くらいで売上が上がってきて、そこからはずっと右肩上がりでしたね。
そんなとき、すべての姉妹店をまとめてグループ化しようという話が社内で挙がり、それに伴って僕は部長に昇進。店は後進に任せて、より経営側に近い仕事に携わるように。
――まさに順風満帆。
まあ、ここまでは(笑)。
――といいますと?
部長になって真っ先に命じられたのは新たなルール作り。スタッフの研修制度や昇給制度の構築など、今までの業務の中で得た知識でできるものは割とスムーズに進みました。ただガス会社や内装業者の取り決めとか、接客マニュアルの挿絵を描いてくれるイラストレーターを見つけるとか、まったく別ジャンルのことに関しては四苦八苦(笑)。
まあ、かなりの時間が掛かったけど、なんとか社員も女性も納得してくれるであろうルールができあがり、快適に働ける環境になったんじゃないかと。
――これから入社する新人にとってもありがたいですね。
普通の一般企業のような体制になっているので、何も知らずに入ってきたらびっくりするんじゃないかな(笑)。
実は「ここまでは」と言った理由がもう1つ。ルール作りなんかよりよっぽどキツいことが2年前にありました。コロナです。
窮地からの再生を託され再び現場へ。活気を取り戻すとともに見えてきたのは、グループ発展の“明るい未来”
――コロナの影響は大きかった?
グループ内でも特に『ルネッサンス』の落ち込みがひどかった。第1波から1年近くは集客率が全盛期の50%程度でしたから。
それだけならいいんですけど、仕事が暇になったことでスタッフの士気が著しく低下し、次から次へと退職。女性もかなりの人数が減って……。
そこで過去に店長を務めていた僕に白羽の矢が立ちまして、1年前から店長職を兼任しています。
――客足は?
今はもう全盛期とほとんど変わらないくらいに。皆がコロナに慣れたというのもあると思いますが、お客様アンケートに基づいて今一度、礼儀やマナーの徹底と女性が行うサービスの向上を見直したことも大きな要因かと。
しかし、まだウチには伸び代があると思っています。実はスタッフのほとんどがここ1年で入った新人ばかり。顧客対応の能力が上がってくれば、より多くの集客が見込めるでしょう。
――先は明るいですね。
やっぱり部下に満額の給料を渡したいという気持ちがずっとありましたから。今の状況は素直にうれしい。まあ、それでも店が忙しくなったおかげで、今度は人手が足りなくなってきましてね。だから今回「メンズバニラ」で求人をかけた次第です(笑)。
ちなみにグループの事業計画として今後2、3年の間に10店舗ほど新規出店しようと。つまり今なら誰でも幹部になれる可能性があります。
――どんな人材を求める?
優れた能力は必要ないです。僕も上司の言うことを聞いて愚直に働いていたら店長になれましたから(笑)。
ウチの会社はグループ化してからは7年くらいしか経ってないけど、20年以上の営業で積み上げてきたノウハウがあるので、付いて来てくれさえすれば、いい景色が見れると思いますよ。
ただ、これは遊びじゃなく、あくまで仕事。半端な気持ちで高収入を得ようと思っていたら大間違い。それなりの覚悟は必要でしょうね。
――今後の目標は?
『ルネッサンス』の売上を向上させてグループをもっと大きくすることは当然として、コロナがもう少し落ち着いたらスタッフ全員で旅行とか行きたいかな。以前は社員旅行で温泉に行ったりしてたんですよ。でも最近入ったスタッフとは一緒に食事も行けてないので、そういった機会があればいいなと思います。